みなさんは何のブラウザを使っているでしょうか?
本記事では「Brave」(ブレイブ)というブラウザを紹介します。Braveを使えば次のようなことができます。
- 邪魔なネット広告をブロックすることができる。
- 仮想通貨を稼ぐことができる。
本記事では、実際にBraveを絶賛愛用中の筆者みずからの感想を交えつつ、その魅力について紹介していきます。
本記事の内容の簡単な紹介は次のとおり。
- ブラウザ「Brave」の簡単な説明。
- Braveは広告をブロックできるから、間違えて広告をタップしてしまうトラブルを避けることができる。
さらに、データ通資量(ギガ)の節約もできる。 - Braveに独自の広告の表示を許可することで、仮想通貨「BAT」(ベーシックアテンショントークン)を獲得できる。
- お気に入りのクリエイターに仮想通貨「BAT」を送ることで応援できる(投げ銭機能)。
あらかじめ、ブラウザ「Brave」導入から仮想通貨「BAT」獲得までを簡単に紹介しておきます。
(あとで改めて紹介しているので読み飛ばしても大丈夫です)
- Brave公式のダウンロードページからブラウザ「Brave」をダウンロードしてインストール。
※仮想通貨「BAT」が必要ない方はここで完了。普段使っているブラウザとほぼ同じ感覚にも関わらず広告なしでネットを楽しめます。 - Braveのメニューボタン(点3つもしくは横棒3本のボタン)→「Brave Rewards」をタップ。
- 「Brave Rewards」の「Braveプライベート広告」をオン。
※「Braveプライベート広告」をオン/オフするボタンの近くにある横棒3本のボタンを押すことで広告の配信頻度を調節できます。 - Brave独自の広告が「通知」される度に仮想通貨「BAT」が獲得可能に。
※仮想通貨「BAT」を日本円に換えたり運用したりする場合は、暗号通貨取引所「bitFlyer」(ビットフライヤー)で口座を開設する必要があります。口座を開設すると、ブラウザ「Brave」の「Brave Rewards」から「bitFlyer」の自身の口座を「接続」できるようになります。接続が完了すると、Braveで獲得したBATがbitFlyerへ定期的に送られるようになります。
※現時点(2022年11月3日)では、BraveはbitFlyerの口座とのみ接続できるようです。
Braveから仮想通貨「BAT」を受け取るための口座は、次のサイトで開設することができます。
→「bitFlyer」(ビットフライヤー)で口座を開設する
「Brave」(ブレイブ)はプライバシーに配慮した次世代のブラウザ
「Brave」(ブレイブ)はBrave Software(ブレイブソフトウェア)が開発しているブラウザのことです。
ブラウザというと「Google Chrome」(グーグルクローム)や「Safari」(サファリ)、「Firefox」(ファイアーフォックス)、「Microsoft Edge」(マイクロソフトエッジ)などがありますが、Braveはそうしたブラウザの一種です。
Braveは先ほど挙げたブラウザに比べると知名度はまだまだ低いです。
しかし、実際に触れてみると、Braveは次世代のブラウザとして今後シェアをどんどん獲得していくポテンシャルを感じます。
ちなみに、Braveはパソコン(Windows、macOS、Linux)、スマホやタブレット(Android、iOS)で利用可能です。
Brave公式を覗いてみると、Braveが重視しているのは「オンライン上のプライバシーを確保」することだと分かります。
Braveとその他のブラウザ(Google ChromeやSafariなど)との比較では、Braveは以下の機能を備えているとしています(こちらで表現を変更してまとめています)。
- 侵襲的な広告・クロスサイトトラッキング・Cookie・フィンガープリント採取(クッキーを使用しないトラッカー)のブロック
- マルウェア & フィッシング、バウンス追跡に対する保護
- 匿名ネットワークルーティング(Torモード)の機能
専門用語がズラズラと並んでいますが、要は、Braveは広告をブロックしつつ、ユーザーの個人情報により配慮したブラウザだということです。
Braveについて個人的に最重要だと考えている機能は、「広告ブロック」と「仮想通貨の獲得」の2つです。
Braveについて解説したサイトは数多く存在します。
しかし、Braveは他のブラウザには珍しい機能が盛りだくさんで、まだ使ったことのない方にとってはイマイチ分かりずらいのではないでしょうか?
そこで、本記事では僕が実際にBraveを使ってみた感想を率直に紹介していきます。
特徴①:Braveなら広告をブロックできる
先ほど紹介しましたが、Braveなら広告をブロックすることができます。
これには次の2つのメリットがあります。
間違えて広告をタップしてしまうことを避けられる
広告をブロックすることのメリット1つ目。
それは、「間違えて広告をタップしてしまうことを避けられる」ということです。
スマホやパソコンで動画配信サイトやニュースサイトなどを見ていると目につくのが広告です。
それだけならまだしも、間違えて広告をタップしてしまい、広告のサイトに移ってしまうとなかなか面倒です。
しかし、Braveを使ってサイトに行けば広告が表示されないので、広告を誤タップする心配なく自分の見たいコンテンツだけを見ることができます。
Braveを導入して真っ先に感じたメリットです。
データ通信量(ギガ)を節約できる
広告をブロックするということは、広告を表示するのにかかるデータ通信量、つまり「ギガ」を節約することができます。
僕の場合、本記事執筆の時点(2022年11月2日)でWindows版のBraveを使用して数か月が経ちますが、累計で「ブロック済の広告・トラッカー数」は75,000以上、「節約できたデータ使用量」は1.1GB以上、「節約できた読み込み時間」は1時間以上というなかなか凄まじい結果となっています。
インターネットがどれほど広告によって占められているのかが分かりますね。
特徴②:Braveなら仮想通貨が稼げる
僕がBraveを導入した一番の理由は先ほど紹介した「広告ブロック機能」でした。
が、実はこのBraveというブラウザ、なんと最近ちまたで話題の仮想通貨(暗号通貨)を稼ぐことができます。
広告を見て仮想通貨「BAT」(ベーシックアテンショントークン)が稼げる
その獲得できる仮想通貨というのが、「BAT」(ベーシックアテンショントークン)と呼ばれるものです。
ダウンタウン松本人志が出演するCMで有名な暗号通貨取引所の「bitFlyer」(ビットフライヤー)によるBATの解説を引用します。
ベーシックアテンショントークン(単位:BAT)とは、 Brave というブラウザ経由で使えるユーティリティートークンです。イーサリアムのブロックチェーン上のコントラクトで実現されたトークンで、不要な広告やトラッカーをブロックする Brave ブラウザと並行して開発されました。
ベーシックアテンショントークンとは – bitFlyer コラム
BATとは、要は一種のお金だと言えます。
先ほどの引用元の「bitFlyer」という暗号通貨取引所とBraveとを連携させることで、Braveで得た仮想通貨「BAT」と日本円とをやりとりすることができます。
さて、そんな仮想通貨「BAT」を得られるBraveですが、BraveでBATを得る方法は次のとおりです。
- Braveで「Braveプライベート広告」をオンにする。
たったこれだけ。
Braveプライベート広告をオンにすると、Braveが独自に配信している広告がスマホやパソコンの「通知」としてお知らせされます。
しかも、広告の頻度を「なし」から「1時間に最大10件の広告」まで設定できます。
そのため、「広告をブロックするためにBraveをインストールしたのにまた広告に邪魔されるハメになった!」みたいな本末転倒な展開にはなりません。
個人的にはできる限りたくさんBATが欲しいので最高設定の「1時間に最大10件の広告」にしていますが、自分の環境だと「1日に数件あるかどうか」という感じで、実際には広告少なめ。
獲得したBATをお気に入りのクリエイターに投げ銭できる
Braveを使うと独自の広告を配信することで仮想通貨「BAT」を得ることができますが、そのBATをインターネット上のサイトやSNSなどで活動しているクリエイターに送ることのできる、いわゆる「投げ銭」(チップを送る)機能を備えています。
クリエイターにとって広告とは収益を得る1つの手段ですが、Braveで広告を完全にシャットアウトしてしまうと、収益を得ることができなくなってしまいます。
そこでBraveがクリエイターが収益を得るための代替手段として用意しているのがこの投げ銭機能です。
お気に入りのクリエイターには是非この機能を利用して応援してみてはどうでしょうか?
投げ銭の仕方は次のとおりです。
- Braveのメニューボタン(点3つもしくは横棒3本のボタン)→「設定」をタップ。
- 「アドレスバーにBraveリワードのアイコンを表示」をオン。
※これでアドレスバーの端に「赤紫の三角形のアイコン」が表示されます。 - 応援したいクリエイターのサイトを訪ねる。
※ただし、クリエイター側がBraveの「認証クリエイター」を申請していないとクリエイターはBATを受け取ることができません。「認証クリエイター」である場合は「赤紫の三角形のアイコン」に「チェックマーク」が付いています - アドレスバーの端にある(「チェックマーク」付きの)「赤紫の三角形のアイコン」をタップする。
- 「チップを送る」→「ワンタイムチップ」もしくは「毎月」を選択→送りたいBATの金額(1BATなど)を選択→「チップを送る」をタップで完了。
※送りたいBATの金額を選択する際に「カスタムチップ金額」をタップすれば、チップの金額を自由に変更することができます。
ちなみに、本ブログ「おもしろ日和」(0m0sh1r0.com)もBraveの「認証クリエイター」の申請をしています。
もしよければBraveから応援していただけると、今後の活動の励みになります。
【まとめ】Braveがあれば快適にサイトを見て回ることができる
以上がBraveの紹介です。
Braveは知名度こそまだ無いものの、是非ともオススメしたいブラウザです。
広告をブロックできるだけでなく、仮想通貨という新しい時代の新しい技術に気軽に触れてみることができるという点でも画期的です。
是非使ってみてはどうでしょうか?
最後に、改めてブラウザ「Brave」導入から仮想通貨「BAT」獲得までの方法を紹介します。
- Brave公式のダウンロードページからブラウザ「Brave」をダウンロードしてインストール。
※仮想通貨「BAT」が必要ない方はここで完了。普段使っているブラウザと同じ感覚で使い始めることができます。 - Braveのメニューボタン(点3つもしくは横棒3本のボタン)→「Brave Rewards」をタップ。
- 「Brave Rewards」の「Braveプライベート広告」をオン。
※「Braveプライベート広告」をオン/オフするボタンの近くにある横棒3本のボタンを押すことで広告の配信頻度を調節できます。 - Brave独自の広告が「通知」される度に仮想通貨「BAT」が獲得可能に。
※仮想通貨「BAT」を日本円に換えたり運用したりする場合は、暗号通貨取引所「bitFlyer」(ビットフライヤー)で口座を開設する必要があります。口座を開設すると、ブラウザ「Brave」の「Brave Rewards」から「bitFlyer」の自身の口座を「接続」できるようになります。接続が完了すると、Braveで獲得したBATがbitFlyerへ定期的に送られるようになります。
※現時点(2022年11月3日)では、BraveはbitFlyerの口座とのみ接続できるようです。
Braveから仮想通貨「BAT」を受け取るための口座は、次のサイトで開設することができます。
→「bitFlyer」(ビットフライヤー)で口座を開設する