現金を使う機会が減ってきた現在、「財布はかさばるしカードケースに変えたい」と思う方は多いのではないでしょうか。
とはいえ、カードケースにも、利点だけでなく注意点がもちろんあります。
そのため、財布とカードケースのどっちを使うべきなのか悩んでしまいます。
本記事では、そんな「日頃持つのはカードケースと財布どっちにすべき問題」の解決策をそれぞれのライフスタイルに合わせて提案します。
オススメ商品についても紹介。
- 「カードケースか財布か」という問題はなぜ起きる?
- 本記事執筆者の現状
- 財布とカードケースそれぞれの利点と注意点
- 財布とカードケースのオススメ商品紹介
- 「どっちにすべきか決められない!」という方に向けた提案
なぜ「カードケース vs. 財布」という問題は起きるのか?
「お金を持ち運ぶもの」と言えば、以前なら「もちろん財布に決まってる」とされていたでしょう。
というのも、現金を持つことが当たり前だったためです。
しかし、最近はどんどんキャッシュレス化、すなわち「現金を持たない」という方向に進んでいます。
たとえば、「PayPay(ペイペイ)」をはじめとするQRコード決済は、そうした「キャッシュレス決済」の一つと言えます。
この場合、財布はもはや必要ないでしょう。
しかし、実際はQRコード決済で全て解決するわけではない場合が多いのではないでしょうか?
そうしたQRコード決済は比較的新しい決済方法です。
しかし、実はもっと古くからあり、世界中で利用されているキャッシュレス決済の手段があります。
それはクレカ(クレジットカード)です。
そして、クレカでよく支払いしている人に「カードケース vs. 財布」という問題が発生します。
つまり「基本的にクレカで払うんだから、お札とか小銭は必要ないのでは?」というわけです。
でも本当にお札や小銭は必要ないでしょうか?
実際のところはキャッシュレス決済できない店はまだまだ多いです。
あらゆる店で支払いをしたいとなるとやはり現金は必要となってきます。
キャッシュレス派の「現金を持たないという身軽さ」と、(キャッシュレス決済+)現金派の「すべての店を利用したいという万能さ」。
そのどっちを選ぶかがこの「カードケース vs. 財布」という問題が起きる原因です。
この問題を考えるため、僕の場合について手始めに紹介していきます。
カードケースと財布どっち?僕は財布を使っています
はじめに言ってしまうと、僕は今のところ、財布を使っています。
というのも、現金を使う必要が少なからずあるためです。
僕は外食が好きです。
なので、個人経営のラーメン屋などの飲食店に行くことが結構あります。
もう気がつけば入ってるレベル。
僕が行くこうした店では、支払い方法にカード払いがないということが結構あります。
当然QRコード決済もありません。
となると、現金で払わないといけない。
お札や小銭が必要、というわけです。
以上の理由から、僕は財布を使っています。
ここで、「財布を使う」もしくは「カードケースを使う」のどちらかを選ぶ基準は、「現金が必要かどうか」だということが改めて言えます。
そこで、この「現金が必要かどうか」という基準を1つの中心として、財布とカードケースの利点と注意点について考えていきます。
財布の利点と注意点
財布を使うということから考えていきましょう。
ところで、財布と言えばどんな形状のものが思いつくでしょうか?
おそらく、王道は「長財布」と「二つ折り財布」の2つでしょう。
財布を使うということは、クレカ(やポイントカード)のほかに現金を持つということです。
- 収納力を優先するなら、コンパクトさと引き換えに「長財布」
- コンパクトさを優先するなら、収納力と引き換えに「二つ折り財布」
となります。
財布とカードケースの比較が本記事の目的です。
となると、財布と言っても、長財布ではなく特に二つ折り財布が比較の対象となってくるでしょう。
長財布は収納力という点では最高ですが、その代わりスペースを取ってしまうためです。
それに比べて、二つ折り財布とカードケースはコンパクト。
違いはお札や小銭を入れるための必要最小限のスペースがあるかどうかという点のみです。
そのため、二つ折り財布とカードケースを比較して考えることが大切になってきます。
このことを頭に入れつつ、話を進めていきましょう。
財布の利点:利便性=あらゆる店に気軽に入ることができる
それでは、財布の利点とは何でしょうか?
それは、すでに繰り返し書いているように、お札や小銭が入るということです。
お札や小銭が入るから、現金のみOKの店舗でも気にせず入ることができます。
この利点は結構大きいです。
想像してみてください。
もしカードしか持ち歩いていない場合、街を歩いていて「この店、良い雰囲気!入ってみたい!」となっても、「でも、カードは使えるかな…」と気にしないといけません。
さらにカード払いがOKだと店の外から分かりにくい場合は、入店を渋ってしまうことにもなりかねません。
でも、財布なら大丈夫。
外からカード払いOKの表示を見つけられなくても、一切気にする必要がありません。現金を持っているんですから。
ショッピング好きの方には特に重要な点でしょう。
財布の注意点:コンパクトさは微妙
それでは、財布を持つ上で注意しないといけない点とは何でしょうか?
それは、持ち物が増えるということです。
たとえ二つ折り財布だとしても、ある程度大きさはありますし、重さもあります。
二つ折り財布だと衣類のポケットに入れておくという方は多いかと思います。
ただ、二つ折り財布をポケットに入れてしまうと、その部分が膨れ上がってしまい見栄えがよくありません。
しかし、この問題は、財布をバッグやリュックに入れることで解決できます。
バッグやリュックに入れておけば、財布の大きさは関係ありません。
長財布でも気にする必要はなくなるでしょう。
しかし、本記事はあくまで財布とカードケースとの比較。
となると、バッグやリュックに収納するというのは反則と言えなくもありません
。「衣類のポケットに入れても目立たないコンパクトさ」と、「どこの店も利用できるという利便性」、その2つを両立させないといけないのです。
そこで衣類のポケットに収納することを前提とすると、財布は、たとえ二つ折りであれ、カードケースと比べるとコンパクトさに欠けてしまいます。
いわゆる「断捨離」中の方や「ミニマリスト」の方のように、「シンプルが一番!」、「外出は手ぶらが良い!」という方は注意すべき点でしょう。
財布の利点と注意点のまとめ
以上をまとめると次のようになります。
- 財布の利点:利便性=あらゆる店に気軽に入ることができる
- 財布の注意点:コンパクトさは微妙
カードケースの利点と注意点
次に、カードケースを使うということを考えていきましょう。
カードケースはその名のとおり、カードを入れるためのケース。
こうしたカードケースにはどのような利点と注意点があるのでしょうか?
早速考えていきましょう。
カードケースの利点:圧倒的なコンパクトさ
カードケースの利点。
それは、カードのみを入れ、お札や小銭を入れることは基本的に想定していないため、とにかくコンパクトなところ。
衣類のポケットに入れても目立ちにくいため、バッグやリュックに入れなくても問題ありません。
いわゆる「断捨離」中の方や「ミニマリスト」の方のように、「荷物はできる限り持ちたくない」、「手ぶらが良い」という方には特に重要な点となってきます。
カードケースの注意点:利便性は微妙=入店前にカード払いがOKか確認しないといけない
他方でカードケースの注意点とは何でしょうか?
それは、利便性という点では微妙だということです。
カードケースはとにかくコンパクトにするために、お札や小銭を入れるスペースは無いのでした。
そのため、現金で払う必要がある店に行く予定のある方は注意しないといけません。
「気軽に店に立ち寄りたい!」という方は特に注意すべき点でしょう。
カードケースの利点と注意点のまとめ
以上をまとめると、次のようになります。
- カードケースの利点:圧倒的なコンパクトさ
- カードケースの注意点:利便性は微妙=入店前にカード払いがOKか確認しないといけない
財布とカードケースのオススメ商品紹介
ここでは、財布とカードケースのオススメ商品をそれぞれ紹介します。
※Amazonでの「二つ折り財布」の検索結果と「カードケース」の検索結果
をもとに本記事執筆者がその一部を選択し紹介しています。商品説明はAmazonの「商品の説明」を参考にしています。情報は執筆時点のものであり、変更されている場合があります。正確な情報は公式サイトをご覧ください。
オススメの財布
「機能美」を重視する「GLEVIO」(グレヴィオ)の二つ折り財布。
「シリーズ累計20万個突破」(2021年7月GLEVIO調べ、Amazonリンク先参照)。
カードは最大18枚まで収納可能となっており、キャッシュレス派の需要にしっかり応える一品。
「SALBA」(サルバ)は「スタイリッシュなビジネスマンのためのブランド」。
シックなデザインで、さまざまなシーンでもバッチリ決まります。
15mmという薄さはまさにミニマリスト向け。
しかも「スキミング防止機能」がついているので、街中でカードのデータを読み取られることを防げます。
オススメのカードケース
支払い方法としてカード決済を利用している人にオススメなのがカードケースです。
このZepirionのカードケースは、街中でのカード情報読み取りを防ぐ「スキミング防止機能」を搭載しつつも、タッチ決済が可能となっています。
「貼り付けポケット」がついているので、必要最低限のお札や小銭も入れておけます。
【結論】財布かカードケース、どっち?ライフスタイルによる。→個人的には現状のところ財布がオススメ
これまで、財布とカードケースの利点と注意点について個別に考えてきました。
では、財布とカードケースのどっちを実際に選択するか考えるとき、何を基準にすれば良いのかまとめましょう。
コンパクトさ | 利便性 | |
財布 | △ | 〇 |
カードケース | 〇 | △ |
財布はコンパクトさが微妙なものの、利便性は良し。
カードケースは利便性が微妙なものの、コンパクトさは良し。
あとは、財布かカードケースか決めかねている方が重視するライフスタイルが決め手となります。
つまり、
- 「色んな状況に対応したい」派:「便利が一番!」という考えの方
- 「シンプル・イズ・ベスト」派:「とにかくコンパクト重視!」という考えの方
となるでしょう。
「色んな状況に対応したい」派は財布、「シンプル・イズ・ベスト」派はカードケースがオススメです。
この記事の最初で紹介したように僕が財布を使っているのは、「色んな状況に対応したい!」と考えているから、ということですね。
「財布かカードケースか、どっちか決められない!」という方へ
これまで財布かカードケースか、どっちを選んだ方が良いのか詳しく考えてきました。
でも、「んー、やっぱり決められない!」と思う方はまだまだ多いと思います。
そこで、この「財布 vs. カードケース」問題の別の回答を紹介します。
早速見ていきましょう。
やっぱり財布:「大は小を兼ねる」
一つ目は、「やっぱり財布を使う」という選択です。
「大は小を兼ねる」、カードも現金も収納できるということを不便に感じる理由はありません。
現金が使えるという頼もしさがあります。
カードケースとコインケース:「カードも小銭もやっぱり持っておこう」
二つ目は、「カードケースに加えてコインケースを持つ」という選択です。
コインケースに小銭と少しばかりのお札を入れておくということです。
このパターンは「カードケースはどうしても持っておきたい!けど、利便性もそこそこ保っておきたい!」という方にオススメです。
ただし、カードケースに加えてコインケースも持たないといけなくなるため、利便性が上がった代わりにコンパクトさは微妙な点に注意です。
おわりに
本記事では「財布 vs. カードケース」問題についてじっくりと考えてみました。
みなさんは、何を選択するでしょうか?
自身にとってベストな選択となるように、是非じっくりと考えてみてください。