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【オトナ帝国の逆襲 感想と考察】親が子どもよりも号泣の感動の傑作【映画クレヨンしんちゃん】

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「オトナ帝国の逆襲」は、クレヨンしんちゃんの映画でも特に話題になることの多い映画です。

というのも、「オトナ帝国の逆襲」は、子どもよりもむしろ一緒に見ている親が号泣する映画だからです。

クレヨンしんちゃんといえば、「子ども向けでギャグ満載のアニメ」というイメージが強い作品です。しかし、今回紹介する映画は、大人にこそ見てもらいたい感動ものの作品となっています。

「オトナ帝国の逆襲」は感動系クレヨンしんちゃん映画で必見の「傑作」です。

本記事の内容をかんたんに
  • 「オトナ帝国の逆襲」の基本情報
  • 「オトナ帝国の逆襲」の感想と考察

※本記事では物語の核心に触れている場合があります。あらかじめご了承ください。

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ヨネダ

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「オトナ帝国の逆襲」の基本情報

まずは「オトナ帝国の逆襲」の基本情報について紹介します。

参考:クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲 – アニメ声優情報(2022年5月29日アクセス)

基本情報

「オトナ帝国の逆襲」の正式なタイトルは、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」です。
クレヨンしんちゃんの映画には「嵐を呼ぶ」というワードが入る時期がありましたが、本作もそれにあたります。

監督:原恵一
演出:水島努
脚本:原恵一

ちょっぴりコラム【クレヨンしんちゃん映画と監督】

クレヨンしんちゃんの映画は作品によって監督が異なります。
監督によって同じ「クレヨンしんちゃん」でも作風は異なってきます。
クレヨンしんちゃんの映画を見るときは、ぜひ「監督は誰なんだろう?」とチェックしてみてください。

参考: 映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲 : 作品情報 – 映画.com(2022年5月29日アクセス)

登場キャラクターと担当声優

「オトナ帝国の逆襲」に登場するキャラクターについて。

本作のボスとなるキャラクターは、メガネが特徴的な「ケン」(CV:津嘉山正種)とその同棲相手「チャコ」(CV:小林愛)です

テーマ曲と挿入歌

「オトナ帝国の逆襲」のテーマ曲と挿入歌について。

OPは「ダメダメのうた」、EDは「元気でいてね」。

挿入歌は次のとおり。

  • 「白い色は恋人の色」
  • 「今日までそして明日から」
  • 「ケンとメリー愛と風のように」
  • 「聖なる泉」
  • 「かごめかごめ」
  • 「アルプス一万尺」
  • 「高校三年生」
  • 「証城寺の狸囃子」
  • 「白い色は恋人の色」
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「オトナ帝国の逆襲」のあらすじ│しんのすけは奪われた「21世紀」を取り戻す

次のサイトで視聴できます
(状況によっては視聴できない場合があります。)

Amazon Prime Video│映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲

しんのすけたち野原一家は「20世紀博」に来ていた。

ひろしとみさえは20世紀博のアトラクションにハマり、しんのすけとひまわりは蚊帳の外。
そして、かすかべ防衛隊の親たちも。

それからしばらく経って、大人たちは20世紀博に連れ去られてしまう。
この事件は実は20世紀博の「イエスタディ・ワンスモア」のリーダー「ケン」による仕業だった。

ケンは大人だけでなく子どもたちも集めようと「子供狩り」を開始。
かすかべ防衛隊はケンの魔の手から逃れようとするが…。

「オトナ帝国の逆襲」の感想│奔走するしんのすけに涙

『オトナ帝国の逆襲』の感想について紹介していきます。

カスカベ防衛隊の勇敢な大冒険!笑いあり!

『オトナ帝国の逆襲』でまず印象的なのがカスカベ防衛隊の活躍です。

本作では、大人たちはみんな21世紀博に連れ去られてしまいます。
なので、子どもたちだけでサバイバルしないといけません。

そんな状況で、カスカベ防衛隊は食料の確保すらままならないため、コンビニに行くことに決めます。
が、コンビニはすでにヤンチャな子供たちに占拠されていたのでした。

カスカベ防衛隊はそこへひそひそと忍び込み食料をゲットしようというわけですが、やはりしんのすけがおふざけをしてしまい、失敗に終わってしまいます。

ひょっとすると命に関わるかもしれない状況のなかでも、ふざけてしまうしんのすけ
視聴者としては、危機的な張り詰めたシリアスな状況のなかでのしんのすけの行動にはフフッと頬が緩んでしまいます。

こうしたしんのすけの行動は、カスカベ防衛隊がショッピングモールで敵であるオトナたちから身を隠すシーンでも起こります。
いや、正確には「おふざけ」ではなんですけどね。

カスカベ防衛隊のみんなが、子どもが遊ぶためのミニチュアの家に潜伏します。

そんな狭い空間のなかで、しんのすけは我慢できず、つい「すかしっぺ」。

もちろんカスカベ防衛隊のみんなはその臭さのあまり、ミニチュアの家から出てしまう。
そしてバレてしまう、というわけです。

このように爆笑必至の展開が続くわけですが、カッコいいシーンももちろんあります。
それがカスカベ防衛隊によるバスの運転シーンです。

カスカベ防衛隊のみんなはもちろん運転したことはありませんが、オトナたちが追ってくるのでやむを得ません。

みんな何だかんだ良い感じのハンドルさばきを見せますが、ここで特に注目なのが「マサオくん」です。

マサオくんは基本的には弱虫ですが、調子に乗ると誰も手が付けられない状態に覚醒します。
「オラオラ!」という感じでガンガン進んでいく感じが、いつものマサオくんのキャラと正反対で、そのギャップについ笑ってしまいます。

ひろしの回想に涙せずにはいられない

カスカベ防衛隊の場面では笑い要素多めでしたが、しんのすけが20世紀博でひろしを発見するシーンは一番感動するところです。

しんのすけは大人たちが20世紀に引き込まれるように連れ去られた原因が懐かしい匂いだと知ります。そこで、懐かしさの中に閉じこもっていたひろしに、ひろし自身の強烈な靴下の臭いをかがせます。

そこでひろしは思い出します。

自身の少年時代、みさえとの結婚、しんのすけとひまわりの誕生…。
20世紀博で現実逃避を繰り返していたひろしは自分の靴下の臭いで我に返ります。

靴下のあの臭さはひろしが積み重ねてきた努力の証なのかもしれません。
だから、ひろしは目を覚ますことができたのでしょう。

「オトナ帝国の逆襲」の考察│「オトナ帝国」の謎

『オトナ帝国の逆襲』には不可解な謎がいくつかあります。
そこで、本記事ではそうした謎について考察していきます。

「20世紀博」の内部はどうなってるの?あの中にいる人たちは?

まずはじめに謎だと感じられるのが「20世紀博のなか」のこと。

20世紀博は一種の遊園地のようなものだと考えられます。

しかしその内部に東京タワーらしきものがあり、住民らしき人たちが20世紀風の生活を営んでいます。
アパートや一軒家らしきものも普通の街と同様にあります。

あの人たちは単なるスタッフなのか、それともみさえやひろしと同様に20世紀博によって連れ去られてきた人なのか、はたまた別の事情か…。

このことについて『オトナ帝国の逆襲』は特に何かを語ってくれているわけではありません。

ただ、いずれにせよ言えることは、あの中の住人たちは活き活きと暮らしているということです。

まるで20世紀博のなかだけ20世紀が永遠に続くように思われます。
その「永遠に続く」という安心のなかにいるからこそ何も心配することはない、ということなんでしょう。

しかし、現実にはいずれ21世紀を迎えます。
結局、「ハリボテの20世紀」でしかないのです。

さらに決定的なことに、20世紀博のボスであるケンとチャコとしんのすけとの対決で、20世紀博に漂う懐かしい匂いすら失われてしまいます。
こうなるとハリボテながらも続いてきた20世紀という夢すらも見させてあげることはできなくなります。

あそこの住人たちは「ああ、とうとう20世紀が終わってしまうのか…」と名残惜しそうに20世紀博を去っていくことになるでしょう。

ケンとチャコがしんのすけの「ずるいゾ!」に反応した意味は?

結局、ボスのケンとチャコはしんのすけに敗れてしまいます。
しんのすけに敗北するということは、20世紀が終わりを迎え、しんのすけのような新しい世代に21世紀を託すことを意味します。

「自分たちの役目は終わった…20世紀という自分たちにとって理想の時代はもう無いんだ…」と思い、タワーの頂上から、ケンとチャコは飛び降りようとします。

そこでしんのすけが一言。

ずるいゾ!」。

しんのすけからしてみれば、ケンとチャコがしんのすけには内緒でバンジージャンプという遊びをしようとしたから「ずるい」と言ったわけです。

しかし、ケンとチャコは違うように解釈します。

自分たちは「20世紀のなかで永遠に生き続けるという理想」を叶えることができなかった
理想を叶えることが出来ないのならもう何も意味はない。

だから、もう何もかも終わりにしよう。

そうした「甘い考え」をしんのすけに批判されたのだと受け取ります。
だからこそ、ケンとチャコは苦悩しながらも、終わりを迎えるためのバンジージャンプをすることはあきらめます。

それからケンとチャコがどのような道を歩むのかは分かりません。

もしかしたら、やはり20世紀に憧れを持ち続けて前に進めないかもしれません。
それとも、もしかしたら心機一転して21世紀という時代についていってみようという気になるかもしれません。

それは彼ら2人が決めていくことです。

「オトナ帝国の逆襲」は感動系クレヨンしんちゃん映画の傑作

「オトナ帝国の逆襲」は感想も考察も尽きることがありません。

クレヨンしんちゃんの映画は基本的にギャグ路線のものが多いです。
しかし、この『オトナ帝国の逆襲』は笑いはもちろんありながらも、視聴者を感動させ、考えさせる要素が盛りだくさんです。

以上から、「オトナ帝国の逆襲」は感動系クレヨンしんちゃん映画で必見の「傑作」と言えます。

ぜひ一度見てみてはどうでしょうか?

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